京都アニメーション放火殺人事件
この事件は現在も裁判中です。新しい情報が入ったら更新していきます。
また、青葉真司についての記事はこちらから
事件概要
| 発生日時 | 2019年(令和元年)7月18日 |
| 発生場所 | 京都府京都市伏見区 京都アニメーション第1スタジオ |
| 内容 | 京都アニメーション第1スタジオに青葉真司(当時41歳)が侵入 バケツからガソリンを建物1階にまいてライターで着火し爆発し、建物を全焼 |
| 被害者 | 死亡者36人 負傷者34人(犯人を含む) |
| 犯人 | 青葉真司(当時41歳) |
| 判決 | 2024年1月 死刑判決 |
事件発生前後
2019年7月15日(事件の3日前)
さいたま市の自宅から新幹線で京都市内に到着。
京都アニメーション本社および第2スタジオ近くの路上を歩く。

2019年7月16日(事件の2日前)
京都駅前のインターネットカフェに滞在。
JR宇治駅周辺を移動している姿が防犯カメラに写っていた。

2019年7月17日(事件の1日前)
ホームセンターでガソリン携行缶や台車を購入。
その姿が防犯カメラに写っていた。

2019年7月18日(犯行当日)京アニでは70人の社員が働いていた。
10時ごろ
ガソリンスタンドでガソリン40リットルを購入。「発電機に使う」と店員に告げていた。
青葉はスタジオに侵入する前に、ガソリンを携行缶からバケツに移し替える。この時に、本当に実行するかどうかためらい、十数分間考え事をしたという。
10時半ごろ
犯行を決意した青葉被告は一度、第1スタジオの玄関扉が施錠されていないかを見に行く。
扉が開くことを確認すると、バケツを持って正面出入り口から侵入。
バケツに入れたガソリンを撒き、液体は社員の体や机に置かれた資料に勢いよくかかった。
とっさに逃げようとする社員たちに、青葉は「死ね」と叫んだ。
そしてライターを近くにいた社員に突き出す。
その瞬間、辺りがまぶしく光り、熱風とガソリンの臭いが押し寄せ、炎が1階天井まで上った。
その後、青葉は、この時の状況を「とにかくガソリンをまいて火を付けるという一心だった」と供述している。
青葉が侵入した足音が聞こえてから炎上するまでは「10~20秒ほど」だったとその場にいた女性社員が話している。

炎は青葉の体にも移った。
急いで外に出ようとする際、自分を追い越して逃げて行く1人の社員が目に入った。
体に付いた火は地面に寝転がって消した。
警察官に取り押さえられ、搬送先の病院で麻酔をかけられたところで意識を失った。

被害者
京都府立医科大学・池谷博教授らが、死因を調べたところ、焼死や一酸化炭素中毒で命を落とした人が大半を占めていたが、窒息で死亡した人が5人いたことがわかった。
このうち数人には逃げようとした際にできたとみられる打撲の痕が複数見つかったという。
「つまづいたりとか、もしくは人が人の上に折り重なっていくというか殺到した際に、後ろに転倒するとかで(打撲痕が)ついたのではないかと推定している。逃げる際の本当に混乱した状況が私たちには見えるような感じで、こんな凄惨な状況だったんだなと感じました」
-池谷博教授-
生存者
生存者のひとりは3階の窓から雨どいを伝って脱出ができた。屋上へ上がろうとしていたが、煙を吸って断念。しゃがみこんだ時に窓に気づいて脱出できた。
2階の窓から飛び降りた人や、ベランダに脱出できた人もいたが、気道火傷を負っていたという。
また、出火直後にトイレに逃げドアを閉めていた3人も最後の救助者として助かっている。
階数と死因
当時第一スタジオには70人の社員がいた。
36人の死亡者と33人の負傷者を出し、無傷で脱出できたのは1人だけだった。

被害者の年代

犯行の動機
青葉の妄想
青葉は30代になって、京アニがアニメを手掛ける作品「涼宮ハルヒの憂鬱」の原作小説と出会ったことをきっかけに自ら小説を書こうと決意。
その後、京アニ大賞に2作品を応募するが入選は果たせなかった。
【応募作品】
「仲野智美の事件簿」「リアリスティックウェポン」
落選時の気持ちを聞かれ、「がっかりした。裏切られたような気分」「ここに送ったのは間違いだったかなと思った」と述べている。また、「闇の人物ナンバー2が小説を落選させた」とも語っている。
闇の人物とはハリウッドやシリコンバレーに人脈があり、闇の世界に生きる存在であると主張している。
好意を寄せていた女性監督
青葉が行為を寄せていた女性監督につて「匿名掲示板で出会った」「LOVEであります。」などと語っている。
青葉はこの女性監督のブログを閲覧。その中の記事に「時間移動」や「タイムマシン」に関する記述があった。その内容に「自分の小説を読まないと、その解釈は出てこない」などと話している。
また、自身が過去に応募した小説との類似点を指摘した上で、「落選させておいてブログに上げるのか、という疑念や懸念を持った」と強調。「人の考えを勝手にブログに書くのはクリエイターとしてどうかと思う」と不満をあらわにした。
青葉真司が書き込んだと思われる掲示板


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判決
2024年1月25日
刑事責任能力の有無や程度が最大の争点だった。
弁護側は事件当時、被告が重度の妄想性障害により心神喪失か心神耗弱の状態だったとして、無罪か刑の減軽を求めていたが、求刑通りの死刑判決が出た。
青葉側は控訴している。
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