江東マンション神隠し殺人事件
- 2025.01.29
- 日本の事件
事件概要
| 発生日時 | 2008年(平成20年)4月18日 |
| 発生場所 | 東京都江東区潮見二丁目9-16スクエア潮見 916号室 918号室 |
| 内容 | 会社員女性が自宅マンションから忽然と消え、捜索願いが出されたが、 女性が外出した形跡がないことから、「神隠し事件」と騒がれた。 捜査の結果、同じマンションの男が逮捕された。 動機は女性を性奴隷とするためだった。 |
| 被害者 | 会社員女性 東城瑠理香さん(当時23歳) |
| 犯人 | 星島貴徳(当時33歳) |
| 判決 | 無期懲役 |
マンションについて
東京都江東区潮見二丁目に建っている9階建てのマンション

オートロック、防犯カメラ、TVモニタ付インターホンがついている


住んでいた部屋
2008年2月9日
このマンションに星島が引っ越してきた。
9階の一番南側の部屋である918号室に入居。
2008年3月1日
東城さんとその姉は星島の2部屋隣の916号室に引っ越しをしてきた。
東城さんは姉妹2人で住んでいたが、星島はOL風の女性の1人暮らしだと思っていたようだ。

東城さんが行方不明に
2008年4月18日 金曜日の夜
東城瑠理香さんの姉が帰宅すると東城さんの姿はなく、ドア付近の壁に血がすれたような跡があったほか、床にも血がしたたり落ちていた。そして玄関には東城さんのつけていたピアスが落ちていた。
姉はすぐに警察に通報。
マンションの防犯カメラには帰宅する東城さんの様子が録画されていたが、出かける様子は撮られていなかった。
実はそのころ、東城さんは918号室の星島の自宅に拉致されていた。
事件当日何があったのか
2008年4月18日 金曜日 19時30分ごろ
星島は東城さんの帰宅を待ち伏せし帰宅直後に東城さん宅へ侵入した。
そこで東城さんに騒がれたため頭部を殴打し包丁で脅して自室へ連れ帰り、両手首を縛って部屋に寝かせておいた。

なぜ東城さんを拉致した?
自分の部屋に連れ去って、性的快楽を与え、自分の言いなりにしようと思っていました。自分なら、できると思っていました。
3月中旬に東城さんの姉とすれ違った。
そして事件の1週間ほど前に自室で自慰行為をしながら拉致する事を思いつく。
このことから、星島は、東城さん宅にはOL風の姉が1人暮らしをしていると思っており、その女性を拉致しようと思っていた。
妹の東城瑠理香さんは犯行日に初めて見たという事になる。そして姉とは別人であるという事には気づいていなかった。
性奴隷にしようと・・・
裁判での検察の「(女性を)あなたの何にしようと思っていたんですか?」という質問にはこう答えている。
性奴隷です。
私のセックスで、私に依存していただいて、私のことが必要な女性にすることだと思います。
週末の3日間かけて調教しようと思っていた
星島は(OLだと思っている)東城さんを金曜日に拉致し、OLの会社が休みであろう土日を利用して調教し、性奴隷にしようと思っていたと供述している。
AVなどの影響で、強姦しても女性は快感を感じると思っているフシがあったとも話している。
裁判では強姦ではなく調教という言葉を使用しているあたりが恐ろしい。
性奴隷にする事に失敗する事は考えていなかったという。
拉致の際に殴って流血させた事で
星島が東城さん宅に押し入り、東城さんを殴った際に出来た傷をみて、
「左のおでこが、大きな傷口になっていました。3センチくらい……出血していました。最初に考えたのは、痛がってるんだと。それと、このように怪我をしてしまったことで、月曜に帰すことが簡単にできなくなったと思いました」
「激しい抵抗にあい……怪我をさせてしまい、とても強姦する気持ちになれませんでした。怪我を見て、自分のものにすることができないと……東城さんを気持ち良くさせることができないと思いました」
と話している。
こうして何もできずに自宅にいたが、
22時20分頃
姉の通報を受けてやってきた警察が、星島の自宅を訪れる。
星島は部屋を出て「事情を知らない住人」を装った。
思ったより早く警察が動き出した
拉致して間もなく、帰宅した姉が警察へ通報し早くも警察の捜査が始まったことを知った星島は、事件の発覚を恐れ、23時ごろ東城さんの首に包丁を刺し殺害した。
前科が付くことをとても恐れた
星島は、強姦目的で女性を連れ去った前科がつくのを恐れ、東城さんの痕跡を消し警察に見つからないように、バラバラにして部屋に隠そうと考えた。
東城さんの包丁で
星島は「自分の道具を人殺しに使いたくない」と、東城さん宅から持ち去っていた包丁で東城さんの首を刺した。
「早く死んでくださいと、早く死んでくれと、そのことだけを考えていました」
そして何日もかけてノコギリや包丁で遺体をバラバラにし、トイレに流したり、ゴミとして投棄するなどした。
警察の目もかいくぐり
警察が星島の自宅を訪れる事があったが、星島は死体の一部が入った段ボールを指さし「この中も見ますか?」などと言っている。
警察は確認する事なく立ち去った。
インタビューにも事情を知らない人物として答えている
事件を起こした翌日
星島はマスコミのインタビューに答えている。

さらに東城さんの父親とエレベーターで乗り合わせた際には「大変なことになりましたね」と声を掛けている。
マンションの管理会社に対しても電話で「監視カメラが足りない」などとクレームを入れていた。
四肢切断に異常な興味
星島のmixiのプロフィール欄には「だるま、ダルマ、達磨、四肢切断」と記載されており、四肢切断(アポテムノフィリア)に異常な執着を見せていた。
四肢切断した女性のアニメ風イラストをアップロードしたり、コミックマーケットでも女性を四肢欠損させた同人本を複数製作している。
mixiプロフィール
名前 双葉 寝ろあき
性別 男性
血液型 A型
趣味 映画鑑賞, グルメ, インターネット
自己紹介 ダルマ娘が好きですが残酷なのは控えめです。
ひゃぁもうガマンできねぇ
【キーワード】
だるま、ダルマ、達磨、四肢切断
好きな有名人岡すんどめ師匠
犯行の発覚
星島は東城さん宅に侵入したときに、指紋をわずかに残していた。
警察は事件直後にマンション住民全員から任意で指紋を採取していたが、その時は、星島は何らかの薬品を使って指先の皮膚を荒らしていたため、10本の指すべて紋様が読み取れなかったため、照合が不可能だった。
事件から1か月後に再び警察が星島の指紋を採取した際には、皮膚は再生していて東城さんの部屋で発見された指紋と一致したため、星島は逮捕された。

下水道から肉片
星島の逮捕後、警察は下水道などを調べた。
その結果、わずかに残った肉片と東城さんのDNAが一致した。
そして部屋からも東城さんの免許証や切断された遺体の一部を発見した。
肉片はすべて5センチ角程度に切り刻まれていたという。
判決
2009年9月25日 無期懲役が確定した。
現在も服役中である。
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