【あの裁判】裁判官の国民審査 私たちが裁判官を辞めさせられる【結局どうなった?】
国民審査とは
「司法」の「結論」は最高裁判所が示します。強い権限を持つ裁判官たちがそれにふさわしいかどうか、投票という形で国民が審査し、結果によっては辞めさせられる制度。
私たちが裁判官を審査できる制度です。
2024年の国民審査は投票しましたか?
国民審査はいつ行われるのか
最高裁判所裁判官は、内閣によって任命される。国民審査は以下のタイミングで行われる。
①任命後初めて行われる衆議院議員総選挙時に国民審査。
②その後は10年ごとの総選挙の時。
2024年10月27日(日)には衆議院議員総選挙の時に国民審査があった。
裁判官たちの判断を見る
審査される対象となった裁判官のこれまでの裁判での判断などを一覧で見てみる。

名張毒ぶどう酒事件の再審請求の例
毒ぶどう酒事件の詳細記事はこちらから
毒ぶどう酒事件は、冤罪の可能性があるが犯人とされた奥西は既に獄中で死亡している。
奥西の妹が、無罪を信じ再審請求を続けているが、妹も2025年で95歳だ。
この事件の10回目の再審請求が棄却された。
裁判を担当し、国民審査の対象だったのは今崎 幸彦裁判官だった。

このように、事件と裁判官の判断を見比べて審査する。

袴田さん事件の例
冤罪が確定し無罪となった袴田さんの再審請求の際の判断も記載されている。
やり直しを認めなかった高裁の決定を取り消して、高裁でもう1度審理した。その時の判断だ。

林裁判官は「再審を認めない」判断。
宇賀裁判官は「再審を認める」判断となっている。

あの事件どうなった?
気になっていた事件や冤罪と騒がれていたけど判決を知らない事件。昔の事件など、国民審査で間接的に関わることが出来るチャンスかもしれない。
国民審査のやり方
選挙には行ったが国民審査がよくわからなかったという意見をいただいたので、審査の方法についてまとめる。
衆議院の選挙用紙とは別に、裁判官用の用紙が貰える

辞めさせたいと思う人の上に×印を書く。
〇や△やその他を書くと無効になるので注意。
今回(2024年)審査の対象になっている6人のうち2人は就任したばかりで、国が発行する審査公報でも「関与した主要な裁判はない」とされています。裁判の例がないにも関わらず国民は信任するかどうか判断しなければならず、信任されると、その裁判官は定年まで国民審査の対象にならないのが実情です。これで果たして国民の司法に対するチェックが働くのか、制度上の課題と言えそうです。
-NHK特設サイトより-
退官前に逆転裁判を連発
国民審査の対象ではないが、裁判とは?と考えさせられる動画を載せる。
福崎伸一郎氏
退官までの1年半、裁判長として一審の有罪判決を次々と破棄。「逆転無罪」判決を連発する。
なぜ退官前に逆転無罪を?ぜひ動画をご覧ください。
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