【マンホール内失踪女性殺人事件】なぜそこに?怪しい男は未だ捕まらず

【マンホール内失踪女性殺人事件】なぜそこに?怪しい男は未だ捕まらず

事件概要

多摩市貝取一丁目マンホール内失踪女性殺人事件とは
平成9年1月14日に行方不明になっていた保育士の女性がマンホール内から遺体で発見された殺人事件である。アリバイのあやふやだった男性が浮上するが決め手に欠けて逮捕はされていない。

発見日時平成9年(1997年)1月14日(火曜)
発見場所東京都多摩市貝取1丁目65番地 マンホール内
スーパーマーケット「オリンピック多摩貝取店」(現在は閉店)
の駐車場前の道路に埋設されているマンホール内
内容平成8年(1996年)2月以降行方不明になっていた当時30歳代の
女性がマンホール内から、殺害された遺体で発見された。
被害者近くに住む八木橋富貴子さん(39歳)保育士
犯人未だに被疑者は特定されておらず、逮捕に至っていない未解決

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経緯

1997年1月14日の午前8時過ぎ
近隣住民から多摩市役所に「多摩市貝取1丁目にあるマンホールから汚水が溢れている」という通報が入る。

職員がマンホール内を点検したところ人のようなものを発見、警察に通報した。警察が調べたところ、女性の腐乱した遺体であることが判明。

歯科での治療痕を照合し、現場から200mの距離の場所に住む保育士の八木橋富貴子さん(39歳)であることが判明。

八木橋さんは1996年2月27日を最後に行方が分からなくなっていて、家族から捜索願が出されていた。行方不明になってから約10ヶ月後、マンホールから変わり果てた姿で発見されることとなる。

被害者について

八木橋富貴子さん(39歳)は青森県出身。
1977年に青森の専門大学を卒業した後、多摩市内の保育園に就職した。
この保育園で14年間勤務した後、1991年3月に結婚を理由に退職したが、
翌月の4月に北区の保育園に再就職している。

周辺の人々の証言によると、八木橋富貴子さんは勤務態度は真面目で、遅刻や欠勤は一度もしたことがなかったという。

最後の姿

生存が最後に確認されているのは、1996年2月27日の21時ごろ。
1996年2月27日
・勤務していた北区の保育園を退勤後、17時半ごろに同僚と別れる。
・同日21時ごろ新聞の集金人が八木橋さんの部屋に行き、八木橋さんがいたことを確認。

同僚と別れたときの服装と遺体の服装が違っていたことから、当時交際していた男性と会うために、集金人が来た前後で着替えて出かけたものと見られる。

翌日の1996年2月28日に保育園に出勤しないことで3月1日には父親が上京して、捜索願を出した。

不審な出来事と謎

盗まれた通帳

八木橋さんの自宅から、750万円の預金通帳がなくなっていた。これは犯人が盗んでいったものと思われるが、この750万円が引き出されることはなかった。
このことから、金銭目当ての犯行ではなかったと推測される。

盗まれた日記帳

八木橋さんがつけていた日記帳の一部がなくなっていた。
なくなっていたのは、八木橋さんが行方不明になった時から5~6年前の平成2年・平成3年(1990~1991年)の日記だけだった。
犯人にとって都合の悪いことが書かれていたのか?と考えてしまう。

行方不明中に無言電話

八木橋富貴子さんが行方不明になって3日後の3月1日に父親は上京して捜索願を出し、そのまま八木橋さんの自宅に4月6日まで滞在していた。

この約1ヶ月間の間、八木橋さんの自宅電話に6回も無言電話がかかってきていたという。

なぜマンホールに遺体を隠したのか

マンホールの蓋は40kgもあり、専用の器具がない開けることができない。
マンホールは点検があるので、遅かれ早かれ遺体が発見される事も想像できる。
なのになぜマンホールに遺体を隠したのか。

また、スーパーの駐車場に面した道路のマンホールなので、遺棄する際、誰かに目撃されてしまう可能性がある。
それにもかかわらず、なぜあえてマンホールを選んだのか、謎である。

重要参考人

この事件の重要参考人として市役所職員の男性が浮上した。
八木橋さんは上京してまもないころこの男性と知り合ったい交際しだすが、
2、3年交際を続けたのちに別れることとなる。
ところが、この男性が結婚したころに、ふたりは付き合いを復活。
不倫について咎めた事があるという同僚は、復縁が平成3年ごろだったと話す。ちょうど、彼女が多摩市内の保育園を辞めた時期と重なる。
また、なくなった日記も平成2年・平成3年がなくなっている。

その男性は、八木橋さんの失綜当時、近くに住んでいた。
さらに職務柄、特殊な工具を入手して、マンホールを開けられる立場にあったという。

これ以降あらたな重要参考人はあらわれず現在に至る。

警視庁HPでの情報提供依頼

平成8年(1996年)2月下旬の夜、現場のマンホール前で工事用のバリケードを出し、ワゴン車を停車している男性が目撃されています。この男性が何らかの事情を知っている可能性があります。この男性についての情報や同じ状況の目撃情報を求めています。

この他にも、捜査本部では以下のような情報を求めています。

  1. 被害者とトラブルになっていた人物を知っている
  2. 事件について異常な興味を示す人物がいる
  3. 平成8年(1996年)2月から3月ころにかけて、発生場所周辺で
  • 不審な行動をする者
  • 不審な車
  • マンホールを開けている者
  • 大きな荷物を運んでいた者

どんな些細なことでも結構です。お心当たりのある方は下記連絡先まで情報提供をお願いします。

警視庁 多摩中央警察署
電話:042-375-0110(代表)

まとめ

この流れだけみると、最後の重要参考人が犯人ではないか?と思ってしまうが、

元警視庁捜査第1課長だった田宮榮一氏は、監修を手がけた『未解決殺人事件ファイル』(廣済堂出版)のなかで、「K氏が真犯人だという思いこみに引っ張られていると、他の人物のアリバイ捜査がおざなりになっている危険性がある」と盲点を指摘する。3年ごとに点検されるマンホールに、果たして事情通が遺体を隠すだろうか、という彼の考察は、Kに疑いがかかるのを狙った人物の目論みを示唆していた。

https://www.dailyshincho.jp/article/2020/01021500/?all=1

という記事もあった

なるほど~。じゃあ誰だ??