【書籍】謝るなら、いつでもおいで 佐世保小六女児同級生殺害事件

【書籍】謝るなら、いつでもおいで 佐世保小六女児同級生殺害事件

被害女児の父親の直属の部下であった川名壮志(毎日新聞記者)著。

「私がカッターで切りました」。

幼さを残す少女は動揺する大人を前に淡々と告げた。

2004年長崎県佐世保市。

小六の女児が白昼の校舎内で同級生の御手洗怜美さんを刺殺した。

11歳――少年法すら適用されず人殺しの罪に問うことはできない。

だが愛する者を奪われた事実は消えない。

苦悩する被害者家族、償いきれない業火を背負った加害者家族……それぞれの心のひだを見つめたノンフィクション。