ロシア52人虐殺犯/チカチーロ

ロシア52人虐殺犯/チカチーロ

映画解説・あらすじ

 わずか8年の間に52人の少年少女を虐殺した史上最悪の殺人鬼アンドレイ・チカチーロの実像に迫った問題作。映画は原作となったノンフィクション小説『子供たちは森に消えた』に基づき、事件の全容やチカチーロの人物像を追う。連続殺人の捜査に不慣れであり、政府機関を含む上層部が片寄った思想を持ち、事実をロシアの恥部としてひた隠すという逆境の中で、犯人逮捕に勢力を傾けたロシア民警の3人の男たちの姿をドラマティックに描いてゆく。